溺愛オオカミくんと秘密の同居。


デートも何回かしたし、手だって繋いだ。



でも……キスは、しなかった。



だけど、毎日が幸せで、楽しかった。



そんなある日、真琴くんが(付き合ってから、そう呼ぶようになった。)私の家に遊びに来る事になった。



家に来る、という事は、お母さんに紹介するという事だから、緊張した。



私も凄く緊張したんだから、真琴くんは、もっと緊張したんだと思う。




だけど、真琴くんは、一生懸命お母さんの質問に答えてくれた。

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