溺愛オオカミくんと秘密の同居。


「やだ。食べさせて」



何ですか!?やだって可愛い………!



あーん、と口を開けて無防備で待っている水無瀬くん。



食べさせないといけないんですか……!?
風邪ひいて甘えん坊になってるよ、水無瀬くんが。



私は、お粥とスプーンを自分の方に戻し、スプーンに一口分のせ水無瀬くんの口に運んだ。



もぐもぐ、と頬張る水無瀬くん。
なんか、幼稚園児みたい……。



「うまい……!」



そう言って、微笑んでくれる水無瀬くん。
なんか、今日サービスしすぎじゃないですか!?
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