溺愛オオカミくんと秘密の同居。


水無瀬くんの言葉に思考回路停止してしまう私。



「ダメ、か?」



「……へ??あっ、うん。良いよ!!」



私が、そう言うと「よしゃ!」と無邪気に笑う水無瀬くん。



あー、もう!!今日は、何回心臓忙しくさせたら良いんですか!?



私が、座り直すと手のひらをぎゅう、と握る水無瀬くん。



「み、水無瀬くん!!」



「んー。なんか、落ち着く。しかも良い匂いがするー」



そう言ってふにゃり、と天使のようなスマイルをして5分もたたない内に寝息が聞こえた。
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