溺愛オオカミくんと秘密の同居。
優斗くんが、下駄箱に靴を入れながらそんな事を聞いてくる。
あー、そっか。今年は、5連休なんだったけ?忘れてたよ。
「うん、用事は入ってないよ。」
本当は、漫画でも借りに行こうかな?なんて、思っていたけどそんな事はいつでも出来るし良いや。
「そっかー、良かったー。じゃあさ旅行、行かない?俺と百合と華湖ちゃんと真琴で」
優斗くんのこんな突然の発言にも今では、慣れたもの。