溺愛オオカミくんと秘密の同居。


「用って、なんだよ。水無瀬」



屋上の扉が少し開いていて会話が、聞こえてきた。



二人が来たのもついさっきみたいだ。



良かった、喧嘩はおきずに終わると思いながら屋上に入ろうとした時、



「お前、アイツの首筋にキスマークつけただろ?」



急に私の話題が出てきて、脈が速くなっているのが分かる。



「だったら、何?嫉妬かよ……?」



「別に嫉妬とかそうゆうのじゃない。
ただ、アイツ昨日泣いて帰ってきた。
俺の前では、分かりやすい作り笑いしてたけど」

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