溺愛オオカミくんと秘密の同居。


「ねぇ、百合?優斗くん良いの?」



「んー、よくないと思うけど……親友、ほっとけないしね」



本当に私は、百合に助けられてばかりだ。







「はい、目瞑って」



机の上にたくさんのメイク道具が散乱している。



「じゃあ、最後にグロスつけてっと…
完成~!」



玲奈ちゃんは、赤いグロスのキャプを閉めながらそう言った。



「赤リップよく似合ってるよ」



「あ、ありがとう」


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