溺愛オオカミくんと秘密の同居。
溺愛オオカミくんとデート。
終業式も終わり、今は冬休み。
眠たい目を擦りながら、冷蔵庫から卵を3つ取り出してボールの中に割って入れる。
菜箸を手に持ち、溢さないように卵をかき混ぜていく。
「……おはよ、三浦」
すると、ちょうどその時水無瀬くんが、2階から降りてきた。
「おはよう。朝ご飯まだ出来てないからもう少し待ってて」
「うん、分かった。じゃあ、三浦が料理してるとこ見てる」
えっ、えっ?緊張しちゃうよ……!