溺愛オオカミくんと秘密の同居。


「は、はい!何でしょうか?」



「真琴がね、私に相談してきたのよ。
華湖ちゃんの事。その内容がなんだと思う?」



そこまで穂乃加さんが言うと、真琴くんが、



「穂乃加、てめー」



もの凄い目付きで穂乃加さんを睨んでいた。



「良いじゃない?本当の事なんだから。真琴は、黙ってなさい!」



穂乃加さんに怒られ、素直に黙る真琴くん。穂乃加さんの方が強いんだ……。



「話戻すね?その相談がね……。
『華湖が、可愛い過ぎる。どうすればよいか』とか、
『ヤキモチ妬いてしまう。独占欲が強い』とノロケ全開だったのよね」


< 220 / 253 >

この作品をシェア

pagetop