溺愛オオカミくんと秘密の同居。
「っ……!!」
そんな事、相談してたなんて恥ずかしすぎだよ……。
「しかも、デートはどんなプランが良いとか色々聞いてきて大変だったのよ。
結局、水族館とイルミネーションって決めたのは真琴だったけどね。
晩ごはん奢るからなんて言ってきてまで、華湖ちゃんを喜ばせようと必死だったのね」
私は、その時の現場を見ていたんだ……。
「穂乃加、そろそろ止めてあげろ。
水無瀬くん、顔真っ赤だ」
真琴くんの方を向いてみるとあっくん……さん?の言った通り湯気が出そうなほど真っ赤だった。