溺愛オオカミくんと秘密の同居。
*
お風呂からあがり、今は深夜のテレビを見ているところ。すると、
「あれ?まだ、髪濡れてるじゃん」
そう言いながら、私の頭の上に手をポンッと置いてきた。
真琴くん今あがって来たから、髪はもちろん濡れてる。
やっぱり何度見てもお風呂上がりの真琴くんは、色っぽくてドキドキしてしまう。
「ちょっと待ってて」
そう言うと、また脱衣所に行きドライヤーを持って帰ってきた。
「ん、乾かしてやる」