溺愛オオカミくんと秘密の同居。
私は、急いで鍵を開けると、玄関を開け、先に水無瀬くんに入ってもらう。
私も靴を脱ぐと、早速部屋の案内を水無瀬くんにする。
「ここが、お風呂で。こっちがトイレ」
一つ一つ水無瀬くんに伝えていき……
「最後は、ここが水無瀬くんの部屋だから。好きに使ってね。分かったかな?」
「……お前が、説明するまえに、お前のお母さんが、説明してくれたから。ってか、今ので説明?お前のお母さんが、教えてくれて無かったら、全然分かんなかった。時間の無駄。邪魔。そこ、どいて。荷物片付けるから」