溺愛オオカミくんと秘密の同居。
涙を止めようとしても次々溢れだしてくる。そんな涙を真琴くんは、優しく拭き取ってくれた。
「……で。返事は?」
私は溢れだす涙を止め、満面の笑みで、
「こんな私で良ければ、ずっと一緒に居てください」
そう言うと、お互いどちらともなく優しく唇を重ねた。
「あー、でも半年離れなきゃいけねぇのかー?」
そうか。半年は、大学に受かるまでは一緒に住めないんだ。
「でも、まぁ。半年終われば、ずっと一緒だし我慢するか」
そう言ってニヤッ、と笑う真琴くんは確信犯だ。
゛ずっと一緒゛
これからも真琴くん(オオカミくん)との甘い生活は続きそうです。
Fin.