溺愛オオカミくんと秘密の同居。


……なんか、ムカつく。



息子に妬くとか自分でも、どうかしてると思う。



だけど、俺は華湖となかなか一緒に居れなくて寂しいと思っているのに華湖は、なんとも思っていないかと思うとなんか腹立つ。



……なんか、俺ばかり好きみたいじゃん。



なんて、口が裂けても言えるはずがなく



「陽多ねー、大きくなったらままと結婚するのー」



「うん、楽しみにしてるね」



そんな会話をオムライスを食べながら黙って聞いていた。





< 251 / 253 >

この作品をシェア

pagetop