溺愛オオカミくんと秘密の同居。






お風呂から上がりソファーに座ってテレビを見ていると、



「やっと寝たよ、陽多」



そう言いながらリビングに入り、俺の横に座った。



「陽多、本当に可愛いね。寝顔なんて天使だよ」



「ふふっ」と愛しそうに笑う華湖。



なかなか二人きりなれないんだから、今陽多の事考えてんじゃねーよ。



少しは、俺を見ろよ。



俺は、華湖をソファーの上に押し倒すと指と指を絡めながら噛みつくようなキスをする。


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