溺愛オオカミくんと秘密の同居。
*
お風呂から上がりソファーに座ってテレビを見ていると、
「やっと寝たよ、陽多」
そう言いながらリビングに入り、俺の横に座った。
「陽多、本当に可愛いね。寝顔なんて天使だよ」
「ふふっ」と愛しそうに笑う華湖。
なかなか二人きりなれないんだから、今陽多の事考えてんじゃねーよ。
少しは、俺を見ろよ。
俺は、華湖をソファーの上に押し倒すと指と指を絡めながら噛みつくようなキスをする。