溺愛オオカミくんと秘密の同居。


私が、全て話し終わると、百合は、怒っていた。



「なんなの!?水無瀬くん!あり得ない!」



私のためにここまで怒ってくれる人なんて、百合しかいないよ。



「でも、本当不思議ね。こんな事する水無瀬くんが、華湖と同居するのOKしたなんて」



百合の言葉に、私も頷く。そうなの、私もすごい気になってる。



「困った事があったら、いつでも私に言ってね?水無瀬くん、ブッ倒すから」



黒い笑みを浮かべながら、ポキポキと手を鳴らす百合。
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