溺愛オオカミくんと秘密の同居。


全部入れ終わったのか、フォークにパスタを巻き付け食べてくれる。



美味しい、とかそんな言葉は、一切言ってくれないんだけど、いつも残さず食べてくれるんだ。



私も食べよう。そう思い、水無瀬くんの向かい側にある椅子に座り、ナスが沢山入っているパスタを食べた。



***



「気持ち良かった~」



私は、濡れた髪を拭きながらテレビをつけた。



どうして、テレビをつけたかって?土曜日にやっている、恋愛のドラマを見るためだ。



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