溺愛オオカミくんと秘密の同居。
「え……。マジ。スイーツとか沢山買ってきたのに……」
「す、スイーツ!?」
甘い物は、私の最大の好物なのだ。それを聞いたのに黙っとける私ではない。
「いいよ、そういえば少しなら空いてるから」
ちょっとだけなら、良いよね?なんて、思った私を殴ってやりたい。
***
ピンポーン_……
ガチャりと扉を開けると、両手いっぱいに袋を持った新の姿が。
「どうぞ、入って」
「お邪魔します」