彼等の呟き
ふらふらと歩いて、ふと立ち止まる。



あぁ、桜が綺麗に咲いている。
今度花見にでも来ようか。

花びらと花びらの間から光が差して道が輝いている。
なんと美しい…



またふらふらと歩く。
とこまでも続く一本道。


ふわっと風が吹いて、花びらが舞ったと思えば、桜を見てたたずむ娘がいた。


桜の精かと思った。
とっても澄んだ目をしている。
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