シアワセの定義

｢昨日ご飯食べに行った!?｣
｢うん、あんまり記憶ないけどね｣
｢お酒飲んだのね、ゆいさん｣
｢はい（笑）頭ちょっと痛いです｣
｢どうだったの？｣
｢楽しかったよ、大学の話したり、高校の頃の話したり｣
｢それで裕希くん好きな人いるって？｣
｢どうだっけ（笑）｣
～♪♪♪
【あと１時間くらいで終わる～】
｢にやつかないでくださーい｣
｢え、別ににやついてなんか…｣
｢なんとなくわかるのよ、何かありましたって感じ｣
｢みさにはバレるのか…高校とき付き合ってた人｣
｢やっぱり～でもさなんとなく結衣も気づいてるでしょ？裕希くんのことどう思ってるか｣
｢仲いい友達？｣
｢まぁいいよ（笑）とりあえず救急法やったら裕希くんに会えるんだから｣
｢別にピアスわたすだけだし…｣
｢うぃっす、ゆい、みさ｣
｢あ、匠くん、講義は？｣
｢今日教育実習の説明だけだったから、30分でおわった！たぶんお前らのとこもあるんじゃないか？｣
｢教育実習か～、結衣は小学校？｣
｢か、高校でもいいかな～｣
｢4回生でも１回あったよね？｣
｢あったと思う｣
｢ゆいは高校で、未沙は中学のイメージだな｣
｢そうなの？笑そういえば結衣今日イケメンな人と会うんだよ～｣
｢は!?お前が!?笑｣
｢イケメンじゃないから（笑）ほら未沙行くよ、私たちも次教育実習の説明だと信じて！｣
｢はいはい、気になるならみれば？匠｣
｢そーしとくわ（笑）｣
｢じゃね、匠くん｣


｢5月からの教育実習、養護実習のプリント回します、で３回生のときは中高のどちらかでお願いします自分の母校になるのでしっかり母校に連絡をして挨拶すること 今日は救急法やらないからこれでおわり｣
どうしよっかな～。高校にしようかな。