野球男子に恋をしました(短)

そう考えると
気持ちを伝えるのは今しかない 。



「あっ、まっ、待って!!」


図書室を出ていこうとする
あなたを引き止めて、


「陽菜乃さん…?」


無意識につかんだあなたの袖を
さらにぎゅっとつかみ、




「わたしも、…あなたが好き、です…」


今まで胸の奥に閉じ込めていたおもいを、
< 7 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop