リンゴ好きのシンデレラ
後ろを振り返ると、その指が彭を伝ったのだった。
今まででそんな事をされた事が無かったし、した事がなかった。
「姫路サン・・・だよね?」
「ンふ」と小さく吐息を漏らした指の主は、これでもかというくらいの
いわば“わんこスマイル”を私に見せたのだ。
私の顔は、みるみると赤くなっていくのがなっていくのが分かった。
それ程までに身体が熱くなっていったのだ。
「いーんちょ。赤いですよ」
いや、誰のせいだと思ってるんですか。
自分で赤面しているとわかっていながら、まだ彭に指を付けるこの人は悪魔だ。
今まででそんな事をされた事が無かったし、した事がなかった。
「姫路サン・・・だよね?」
「ンふ」と小さく吐息を漏らした指の主は、これでもかというくらいの
いわば“わんこスマイル”を私に見せたのだ。
私の顔は、みるみると赤くなっていくのがなっていくのが分かった。
それ程までに身体が熱くなっていったのだ。
「いーんちょ。赤いですよ」
いや、誰のせいだと思ってるんですか。
自分で赤面しているとわかっていながら、まだ彭に指を付けるこの人は悪魔だ。