リンゴ好きのシンデレラ
檻の中に閉じ込められて
____ Sara side
「はぁ、また節約か。」
沙良は自分の通帳を見ながら、ため息を吐いていた。
1番右側の欄を見てみると、1カ月づつにその数は減っていき
とうとう632という数字に辿り着いてしまっていた。
それも、その筈。
毎月、働きもしないで金だけ掻っ払っていく女がいるから。
そしてそれを利用し、ホストクラブへ持って行き、綺麗さっぱり無くしてしまうのだ。
勿論、こんな女に貯金などなく、家のことを私に任せて夜遊びを繰り返していたのだった。
電気代、水道代その他諸々 私に請求していくのだ。
テーブルの上には、請求書と計算用の紙、通帳ある。
「クッソ あのババア。」
こうやって毎月悪口を言うのも、何回めだっけ。
「はぁ、また節約か。」
沙良は自分の通帳を見ながら、ため息を吐いていた。
1番右側の欄を見てみると、1カ月づつにその数は減っていき
とうとう632という数字に辿り着いてしまっていた。
それも、その筈。
毎月、働きもしないで金だけ掻っ払っていく女がいるから。
そしてそれを利用し、ホストクラブへ持って行き、綺麗さっぱり無くしてしまうのだ。
勿論、こんな女に貯金などなく、家のことを私に任せて夜遊びを繰り返していたのだった。
電気代、水道代その他諸々 私に請求していくのだ。
テーブルの上には、請求書と計算用の紙、通帳ある。
「クッソ あのババア。」
こうやって毎月悪口を言うのも、何回めだっけ。