リンゴ好きのシンデレラ
「そういえば、なんで広瀬くんは私に構うんですか。」


話を一旦そらし、自分の疑問を広瀬にぶつけた。


無視したくせに、質問するのはとても失礼なことだってわかってた。


でも、その広瀬くんの疑問も、広瀬くんが私に構っている理由に繋がるのかもしれない。


そして、広瀬くんは肘に手をつけ、考えるポーズをとった。


そして、考えた後、「あ、そーだ!」といって広瀬くんの喉仏が上下した。




「んーとね、“友達以上、恋人未満”ってヤツです。」


「・・・はい?」

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