高校最後の私のありえない青春日記
「んー。おまえさーパラレルワールドってわかる?」
「なんとなく。あれですよね。」
「わかってないだろ。パラレルワールドっていうのはなー…、わかりやすく言えばもう一つの地球だよ。んで、おまえの住んでた地球は人間が地球を支配してるだろ?
だけど、もう一つの地球。つまりここのことだが、ここは人間じゃなくて妖怪が支配してんだよ。だから、人間はいないの。」
「…ん?え、?あの、頭大丈夫ですか?どっかでぶつけましたか??」
「正常だわぼけ。」
「いやいやいや、パラレルワールドって、いやいやいや、え、ほんとに?騙してます??後で笑おうとしてます??」
「んなわけねーだろ。ほんと。全部事実。」