高校最後の私のありえない青春日記


私の前には、変な狐のお面をかぶった今はやりの浴衣男子がいた。

そして私にいきなり聞いたんです。

「おい。おまえは女狐か?人間か?どっちだ。?」


「…は?」

「2回も言わせるな。女狐か、人間か、どっちだ。」

そして、私は一般の方々が思うであろうふつーーーーうのことを思いました。

(この人は中二病だ。)

と。

「…人間?です?」


「人間か。おまえどこを通ってここにきた?」

「マンホール。学校のゴミ捨て場近くのマンホール。」

「あー。誰かが扉しめわすれたんだなー…。」

と、男が私に言った。

「…あの、ここどこですか?」

「ここ?ここはー、、おまえの住んでたとこではないなー。」

「それはわかってますよ。」

「1から説明すんの?めんどくせーよ。」

「していただかないと困ります。」

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