青空
「今回のは黙っておくが条件を出す」

条件?それまたなんか怖い。

「いいですよ〜なんでも」

いやいやいや。なんでもは良くないだろ。と心の中でつっこんだものの口出しできないから無言で先生を見つめた。

「お前らに学級委員をやってもらう」

「え?」

いきなりの発言だったから咄嗟に声が出てしまった。

「いいっすよ〜」

と岡野は普通だけど。

「男女だし丁度良いと思って。頼むな」

「はーい」

「…はい」

と返事はしたものの本当はノリ気じゃない。

私にできるのかな?

「あ、それとな…」

< 30 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop