キケンなお留守番~オオカミ幼なじみにご用心!~

「…もしかして…見たい番組とかあった?」


「は?」


「見たい番組の時間が、私の見たいのとかぶってたかな、って」


「別になかったけど。
なんでんなこと聞くんだよ?」


「…だって…先にお風呂入りたいって言ってたから…」



蒼はごくっと麦茶を飲み干すと、濡れた前髪の間から横目で私を見てきた。
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