キケンなお留守番~オオカミ幼なじみにご用心!~
「入るのに、ためらいあったからさ」
「え…?」
「だって、おまえの入った後の湯船とか、ヤバいじゃん」
それってつまり…
『お父さんが入った後のお風呂なんか入りたくない!』ってやつと同じ…!?
「ひ、ひどい…!
そんな嫌な言い方しなくたって…っ」
「ちがうって」
「…」
「その逆だよ。
なんか、意識しちゃうだろ。
おまえが裸でいた場所に入って…同じ湯につかって…とか…いろいろ。
俺だって、お年頃の男のコだし」
は…
どういう…
「それと、おまえの私生活知っちゃうみたいで、いけない気持ちになるんだよ。
『あーあの香りの正体ってこれか』とかって考えちゃって」
不意に、蒼の顔が耳元に近づいてきた。
そして、
くん
と、じゃれつくように、鼻を鳴らした…。
「え…?」
「だって、おまえの入った後の湯船とか、ヤバいじゃん」
それってつまり…
『お父さんが入った後のお風呂なんか入りたくない!』ってやつと同じ…!?
「ひ、ひどい…!
そんな嫌な言い方しなくたって…っ」
「ちがうって」
「…」
「その逆だよ。
なんか、意識しちゃうだろ。
おまえが裸でいた場所に入って…同じ湯につかって…とか…いろいろ。
俺だって、お年頃の男のコだし」
は…
どういう…
「それと、おまえの私生活知っちゃうみたいで、いけない気持ちになるんだよ。
『あーあの香りの正体ってこれか』とかって考えちゃって」
不意に、蒼の顔が耳元に近づいてきた。
そして、
くん
と、じゃれつくように、鼻を鳴らした…。