キケンなお留守番~オオカミ幼なじみにご用心!~
「ホント!?
ホントにホント!?
やったぁ!
やったね、蓮!初カレシ、おめでとう!」
「う、うん、ありがとう…」
「やっぱりねぇ…うんうん、そうじゃないかと思った。
蓮は絶対蒼くんのこと…って!。
よかったね!カレシが幼なじみなんて、すっごい素敵じゃない!」
「う、うん…ありがとう…てか、明姫奈、もうちょっと声おさえてくれる?」
「ん?」
「実は、学校では付き合ってるの隠しておこうと思って…」
「えー?
どうして?」
どうしてって…
「だって、昨日までは幼なじみだったのに、突然付き合ったら、みんな面白がっていろいろ詮索してくるでしょ…?
ただでさえ、蒼は校内一のモテ男って言われてるのに…」
「えー?
べっつにそんなこと気にしなくていいじゃん?
むしろ、自慢しちゃいなよ」
予想はしてたけど…
やっぱり明姫奈も蒼とおんなじようなこと言ったなぁ…。
「でも…」
「でも?」
もう…
どうして蒼も明姫奈も、そんなにあっさりしていられるんだろう…。
初めての恋。
初めてのお付き合い。
嬉しいけど、緊張するし、
ワクワクするのに、不安も感じるんだよ…。
ふたりは私よりずっと進んでいるから、そんな気持ちにはならないかもしれないけど…、
私は…。
私は、まだ…
「…恥ずかしいんだもん…」
明姫奈はきょとんとした顔で、真っ赤になっている私を見ていた。
けど。
「もー!
蓮ってば、超可愛いーーー!!!」
ぎゅうと抱き付かれて、こねこね頭を撫で回された。
ホントにホント!?
やったぁ!
やったね、蓮!初カレシ、おめでとう!」
「う、うん、ありがとう…」
「やっぱりねぇ…うんうん、そうじゃないかと思った。
蓮は絶対蒼くんのこと…って!。
よかったね!カレシが幼なじみなんて、すっごい素敵じゃない!」
「う、うん…ありがとう…てか、明姫奈、もうちょっと声おさえてくれる?」
「ん?」
「実は、学校では付き合ってるの隠しておこうと思って…」
「えー?
どうして?」
どうしてって…
「だって、昨日までは幼なじみだったのに、突然付き合ったら、みんな面白がっていろいろ詮索してくるでしょ…?
ただでさえ、蒼は校内一のモテ男って言われてるのに…」
「えー?
べっつにそんなこと気にしなくていいじゃん?
むしろ、自慢しちゃいなよ」
予想はしてたけど…
やっぱり明姫奈も蒼とおんなじようなこと言ったなぁ…。
「でも…」
「でも?」
もう…
どうして蒼も明姫奈も、そんなにあっさりしていられるんだろう…。
初めての恋。
初めてのお付き合い。
嬉しいけど、緊張するし、
ワクワクするのに、不安も感じるんだよ…。
ふたりは私よりずっと進んでいるから、そんな気持ちにはならないかもしれないけど…、
私は…。
私は、まだ…
「…恥ずかしいんだもん…」
明姫奈はきょとんとした顔で、真っ赤になっている私を見ていた。
けど。
「もー!
蓮ってば、超可愛いーーー!!!」
ぎゅうと抱き付かれて、こねこね頭を撫で回された。