こんなに好きで
どうにか、彼女を説き伏せて彼女から伝えられた事実に驚き、怒りが込み上げてきた
それは、彼女は集まりに参加した時に俺がトイレとかで席を立つと友人達がこぞって彼女に想いを伝えてくると
「それって…………」
「私が自意識過剰なんだと思うの
でも、冗談でも…………辛くて
彼氏の友達にも会えない彼女とか………友達関係がつぶれちゃうと思って言えなかったの…………」
涙を溜めて、そう言う彼女が愛しくて
俺は初めて彼女を抱き締めた
それは、自意識過剰なんかじゃないだろう
「ごめんな、大丈夫だから」
俺はすぐにみんなに会いたい事を伝えて
その夜、緊急集会なるものが行われた