こんなに好きで
「よし!ちょうど良い!腹割って話そうぜ!
今から俺んち来い!」
「え?はぁ?」
抵抗する間もなくズルズル引き摺られて
一人暮らしであろう高橋の家に連れて来られた
「お前……………一人暮らしだよな?」
「そうだけど?」
そうだけど?じゃねぇよ!
目の前に佇むのは超高級マンション
一人暮らしで住むとこじゃねぇだろ
そんな俺の思いを知ってか知らずかまた、引き摺られてマンションに入っていく
まぁ、若干、驚いたけど関係ないか
「げ?広っ!」
「ははっ!木原には珍しく素直じゃん?」
思った以上な広さ
ここに、一人?
「適当に座って」
「あぁ、」
俺は側のソファーに座った
座り心地が良い
「まだ明るいけど…………」
そう言ってチューハイやら酒を持ってきた
俺は未成年だ!
高橋は俺の2つ上らしく、つい最近20歳になったと喜んでたっけ
はぁ、今日は帰れないのか?
「泊まってけば?」
「先に電話させて」
後から電話出来ないかも知れない
俺はスマホを鞄から取り出して玄関の方に向かった