こんなに好きで
強い想い
「愛菜、いつ会える?」
「えーっとね、日曜は?」
「俺はいつでも………
早く、会いたいよ」
「私も早く会いたいよ!」
電話から聞こえる愛菜の声に口角が上がる
早く会いたい
あれから、高橋も花菜ちゃんとの恋は順調で
俺達も呼び方が、'愛菜''隼人'に変わった
そして、
初めてのキス
キスをするつもりだったとかじゃなくて
本当に自然に気持ちが、身体がお互いを求めた瞬間だった
それから、俺は素直に自分の気持ちも言える様になって
'会いたい'
一日でも、少しでも長く会っていたい