こんなに好きで
二人で仲良くご飯を食べて
キスをして
深いキスもして
抱き締めて
そのまま、歯止めが効かなくなる俺が愛菜を抱いて
セックスの時の女の愛菜を何度も何度も抱いて
隣で眠る愛菜の寝顔をいつまでも眺めて幸せに浸って、る筈だったのに
愛菜はもう一度俺に言い聞かすように'別れよう'と言って、立ち上がった
無意識に愛菜の手を掴んでいた
この手を離せば愛菜が居なくなる
もう、二度と会えなくなる
必死だった
「ま、愛菜…………」
何も考えられない頭で出た言葉は愛しい愛しい彼女の名前