こんなに好きで
別れの理由
「隼人さ、愛菜ちゃんとその…………
そういう関係になったんだろ?」
要が少し照れ臭そうに聞いてきた
それなりの成人した大人があまりに初な聞き方をするから思わず吹き出した
「なっ////わ、笑うなよ!」
「はっきり聞けば?セック「わー!!」」
「リアルすぎる!!////」
久々の要との掛け合いに笑みが溢れた
無くさなくて良かった
気付けて良かった
愛菜も大切だけど…………
要だって俺にとっては……大切な友達、いや親友だ
「あ、もしかして…………」
愛菜が別れを切り出したのは…………
「隼人、気付いたか?」
俺は戸惑いながらも小さく頷いた