君を愛していた。
ガラガラガラガラ――

「静かにしろよー。」

担任の島田先生は熱血教師の40歳。

うちは、結構好きなキャラなんだけどたまにウザイ(笑)

「転校生を紹介するー! 2名いるぞー!」

ザワザワ――

そんなに転校生とか興味ないなぁ。

「入れー!」

少し猫背気味に入ってきたのは

すらっとした体にかなりの美形の男子、ゆるく巻いた髪が輝く可愛らしい女子だった。

ドキッ――

なに?これ?
私、すごく熱い...
心臓の音が聞こえる...

「自己紹介どうぞ~」

「伊藤由凜です。よろしく。」
芯の通った綺麗な声。

「早瀬大翔です。」
しっかりと聞こえる低い声。

大翔、君?
嘘だよね?なんで?

キ―――ン
頭が...痛い。

バタッ
私は倒れた。





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