君を愛していた。
「荷物…」

まだ少しだるかったけど教室に荷物を取りに行くことにした。

ガラガラガラ――

私は一瞬、時が止まったと思った。

だって教室の真ん中で

大翔君と由凛ちゃんが深くて大人なキスをしていたから。

「んっはぁ…」

私と目が合ったにも関わらず
キスを続ける2人。

私は思わずその場から走り去った。
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