pure love~君に恋した365日~



「お家に電話入れておいたから」




と先生に言われ、やっと登校できたというのに私はまた病院に行くことになった。




「はぁい」



荷物は海斗が持ってくれて、私はまだ少しふらつく足で車に向かった。





「海斗くん、だったかな。



ありがとうね」




「いえ、当然のことですから」



車の後ろの席に座り、海斗とお母さんのやり取りを聞く。
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