pure love~君に恋した365日~




全員補習に参加してるよね、と今更考えながらも私はゆっくりと重たい扉を開けた。






「…小春っ!?」




海斗がすぐに私に気が付いた。



海斗の声に私のほうを振り向く雪菜と秋也くん。




全員いた。よかった。




「やっほ」



少し素っ気ない感じの態度だったかもしれない。軽く手を挙げてにこりとも微笑まなかったから。
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