pure love~君に恋した365日~



歩夢ちゃんのいなくなった後の広場はとても静かで、この世界に私一人なんじゃないかと錯覚に陥りそうになる。



結局私は何がしたかったのかな。



大分冷えてきたし、もう病室に戻ろう。



私は座りっぱなしで重くなった足を引きづるように病室へと戻った。



頭の中では歩夢ちゃんの切なげな表情と海斗たちの寂しそうな顔が交互に浮かんでいた。





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