pure love~君に恋した365日~





「小春っ!小春!



しゅっ秋也!ナースコール押してっ!」




「っおう!」




苦しくて、涙が出た。



皆にあえて嬉しいのに、笑顔が作れない。



動揺している目をする海斗と目が合った。




「かぃ…と…」



必死に手を伸ばす。



重たい腕はかすかに海斗には届かず、私の記憶はそこで途絶えた。




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