pure love~君に恋した365日~




小春の目は覚ますことを知らないように開かず、三か月の月日が経とうとしていた。




「失礼します」



ノックをして入ってきたのは、海斗だった。




「…海斗君、いつもありがとうね」




病室にいた小春の母はだいぶ痩せこけていた。




「いえ…小春の容態はどうですか?」




海斗の質問に小春の母は首を横に振るだけだった。
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