pure love~君に恋した365日~





数日後、小春のお葬式が開かれた。



改めて、小春はもう…いないのだと実感した。



棺桶の中で眠る小春は、静かに笑っているような気がした。




「小春…」




「海斗君」



後ろから聞こえた小春とよく似た声が俺を呼んだ。




「お母さん…」



コレ、と差し出されたそれは、小春の字で綴られている手紙の様だった。
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