pure love~君に恋した365日~


お母さんに軽く会釈をして、涙を流す雪菜とそれを支える秋也のもとへ向かう。



「秋也、雪菜」



呼びかけると二人は悲しげ目をしていた。それもそうだ。



小春の最後に二人はいなかった。雪菜が言ってたんだ。



『小春の最後を看取りたい』と。


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