pure love~君に恋した365日~



俺のその言葉に2人が涙ぐむのがちらりと見えたような気がする。



「俺、立派になって彼女に似合う男になるんです。俺が大人になったら迎えに行くんすよ」



「そっかあ、偉いな海斗は」



偉くなんてない。俺はただ小春が好きで、俺が大人になって、また会うのを楽しみにしてるんだ。

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