大好きな人見つけました。
次の日
「悠紀くん、悠紀くん!!」
目の前は明るくなっていた。
いつの間にか寝ていたらしい。
というか、時間…
「大丈夫、まだ8時だよ!」
「…飯作るよ!」
昨日作ってもらったし、今日は俺が作りたい。
実歩に任せっきりにしたくはない。
「ううん!私もう作っちゃってるよ」
「なんか、悪いな。俺の家なのに実歩ばっか気遣わせて」
だから今日は実歩の好きなところに行こう。
何だかんだ言って、一番幸せなのは俺かもしれない。