大好きな人見つけました。
夕陽が輝く頃、私達はまた電車に乗った。
花畑も見れたし
ソフトクリームも食べたし
記念撮影もしたし
ひたすら語ったし
親友に近い関係になってく。
それが、無性に哀しかった。
恋に遠くなっていくのが。
やっぱり君が好き、何度も何度も確かめた。
「実歩はやっぱり可愛いな」
呟いた君の声。
聞こえた。
「え?」
「もっかいだけ言うよ?…可愛い」
恋愛対象になってくれた?
期待しても、いい…?