大好きな人見つけました。



部屋着でもコンビニじゃ通用する。だから、行ってみよう。



割とこの家から近いコンビニ。
あそこなら悠紀くん、いそう。



コンビニまでの道。
早々と歩いた。悠紀くんのこと、実は心配。



事件に巻き込まれてないよね?…絶対。



「いらっしゃいませ…」



朝っぱらからのコンビニ店員は、みんな眠そう。そんな挨拶も無視して、私は必死に捜した。でも、やっぱりいない。



「なんでいないの…」



コンビニを出て、私はすぐにスマホを手にとった。電話しようと思った、悠紀くんに。



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