僕は、君が好きです。
「着いた…っ。」
渋谷くんは、駅前のカラオケ店の前で
足を止めた。
「ここって?」
「ああ、忘年会の会場!」
「えぇ…!!私…呼ばれてないから。」
「何で?クラスメイトじゃん…。」
渋谷くんは、ニッコリ笑った。
え…笑ってるけど、どうするの?
渋谷くんは、カラオケ店の中に入ると
受け付けで部屋番号を聞いて
迷うことなく通路を歩いていく。
私もその後を少し遅れて着いていくが
内心…不安で仕方がなかった。
呼ばれてない自分が行って周りの雰囲気が
おかしくならないかとか…
絵莉ちゃんや他の女子の事…
ほんの少しの間なのに
色々な思いを巡らした。
「18あった、ここだ!
けっこう広そうな部屋だよ。」
「あっ、渋谷くん…」
ガチャ!
私が呼ぶ前に渋谷くんは
ドアを開けて部屋の中に入っていく。
カラオケルームは、思いの外騒がしく
渋谷くんが入っていく音も聞こえずに
ドアの近くの男子が少し
気がついただけだった。
「早くっ、市ノ瀬!!」
渋谷くんの手招きで私も部屋の中に入り
ドアの近くのソファーに座った。
「何、飲む?」
そう言って渋谷くんは、メニューを
私の目の前に出してドリンクの所を
指差している。
「え…いいの?」
私の声が周りの音に掻き消されて
渋谷くんに届いてないみたいだった。
渋谷くんは、駅前のカラオケ店の前で
足を止めた。
「ここって?」
「ああ、忘年会の会場!」
「えぇ…!!私…呼ばれてないから。」
「何で?クラスメイトじゃん…。」
渋谷くんは、ニッコリ笑った。
え…笑ってるけど、どうするの?
渋谷くんは、カラオケ店の中に入ると
受け付けで部屋番号を聞いて
迷うことなく通路を歩いていく。
私もその後を少し遅れて着いていくが
内心…不安で仕方がなかった。
呼ばれてない自分が行って周りの雰囲気が
おかしくならないかとか…
絵莉ちゃんや他の女子の事…
ほんの少しの間なのに
色々な思いを巡らした。
「18あった、ここだ!
けっこう広そうな部屋だよ。」
「あっ、渋谷くん…」
ガチャ!
私が呼ぶ前に渋谷くんは
ドアを開けて部屋の中に入っていく。
カラオケルームは、思いの外騒がしく
渋谷くんが入っていく音も聞こえずに
ドアの近くの男子が少し
気がついただけだった。
「早くっ、市ノ瀬!!」
渋谷くんの手招きで私も部屋の中に入り
ドアの近くのソファーに座った。
「何、飲む?」
そう言って渋谷くんは、メニューを
私の目の前に出してドリンクの所を
指差している。
「え…いいの?」
私の声が周りの音に掻き消されて
渋谷くんに届いてないみたいだった。