僕は、君が好きです。
1章③-泰詩~君が僕を見ていてくれたから~vol.6~
~泰詩side~
なんだよ…
さっき、教室に帰ってきたと思ったら
何でずっと渋谷と話してんだよ。
しかも笑って……
楽しそうにして…
そんな風に誰とでも笑って
楽しそうにしてると
不安で仕方なくなってくる。
俺もその中の一人なのかもって…。
「ジェラシーですか?」
後ろの席で隆司が俺の肩をつつく。
「はぁ?!な…なんだよ、急に。」
「痩せ我慢するなって!!」
「……っていうか隆司、さっきクラスの奴に
俺が男子にキレたこと言いふらしてただろ。」
「えっ?何のことかな?」
「ばればれだから。」
「俺は、応援してるのよ?一応。」
「どこが?」
「だって、真凛ちゃんに
アピるチャンスだろー。」
「いいよ、そんなん。」
「あっ!泰詩、見てみっ!
あの二人…
あ~っっ、渋谷…ヤバイな、渋谷の顔…
あれは真凛ちゃんに惚れちったな…。
なんか急に突っ伏してるし(笑)
分かりやすいやつ~。」
「どうする~?泰詩。」
「おーい。」
…渋谷、マジか…。
バカ真凛!!
気安く話してんなよ!!
警戒心無さすぎなんだよ。
なんだよ…
さっき、教室に帰ってきたと思ったら
何でずっと渋谷と話してんだよ。
しかも笑って……
楽しそうにして…
そんな風に誰とでも笑って
楽しそうにしてると
不安で仕方なくなってくる。
俺もその中の一人なのかもって…。
「ジェラシーですか?」
後ろの席で隆司が俺の肩をつつく。
「はぁ?!な…なんだよ、急に。」
「痩せ我慢するなって!!」
「……っていうか隆司、さっきクラスの奴に
俺が男子にキレたこと言いふらしてただろ。」
「えっ?何のことかな?」
「ばればれだから。」
「俺は、応援してるのよ?一応。」
「どこが?」
「だって、真凛ちゃんに
アピるチャンスだろー。」
「いいよ、そんなん。」
「あっ!泰詩、見てみっ!
あの二人…
あ~っっ、渋谷…ヤバイな、渋谷の顔…
あれは真凛ちゃんに惚れちったな…。
なんか急に突っ伏してるし(笑)
分かりやすいやつ~。」
「どうする~?泰詩。」
「おーい。」
…渋谷、マジか…。
バカ真凛!!
気安く話してんなよ!!
警戒心無さすぎなんだよ。