僕は、君が好きです。
放課後、机に向かって日誌を書いている
真凛に声をかける。
「真凛、今日見学行くんだろ~?」
「うん!日誌、後少しだから
ちょっと待ってて!」
「了解…っ。」
「蒼太くんのプレーみるの久しぶり~!」
「相変わらず、不純なやつだな。」
「そんなことないもん…っ!
じゃあさっ!
泰詩もプレーさせてもらったら?」
「結構です。」
泰詩もって、"も"ってなんだよ。
人の気持ちも知らずに…。
「あっ!そうそう、今日ね
渋谷くんが案内してくれるって。」
「渋谷?」
「うん、渋谷くんテニス部なんだよ~
知ってた?
だからね、一緒に行ってくれるって。」
なんだよそれ…。
俺と行きたいんじゃなかったのかよ。
はぁ…なんか今日、ダメだ……
すげぇイライラする。
これ以上は、なんか無理かも…。
「わりぃ…
俺やっぱ、やめるわ見学…。」
「えっ?…ウソでしょ?!
…何で??」
「何でって…
渋谷に案内してもらうんじゃ…
それでいいだろ、俺いなくても。」
「えっ、そんなことないよ…。」
真凛が不安そうな顔で俺を見る。
「じゃあ俺、違う部活を見学してくるわ。」
そう言うと、早足に教室を出た。
「あっ!泰詩…。」
真凛が後ろで呼んでる声を
無視してバタンとドアを閉めた。
何やってんだ俺…
一人でイラついて
でも…これ以上一緒にいると
余計なこと言ったりして
真凛を傷つけるかも…。
はぁぁ……………!!
一言…
‘’行くな‘’って言えたら
どんなにいいだろう。
他の男と楽しそうに話すなって言えたら…。
けど俺は、ただの幼馴染みの友達だから。
苦しい…
"いつまでも隣にいてくれないよ?"
隆司の言葉が頭に響いた。
真凛は兄貴が好き?
もし、俺が告白したら
俺の事好きになってくれる?
わからない…。
それでも失恋覚悟で告白。
何度も言おうとしたけど…
けど…
もう真凛と話せなくなったら?
笑ってくれなくなったら?
その方が苦しい…。
いつも行き着く先は、この答え…
君を失いたくない。
けど、心の中ではずっと…
君が好きだ
君が好きだ
君が好きだ
ずっと、叫んでる。
いつかきっとこの気持ちが伝わると信じて。
真凛に声をかける。
「真凛、今日見学行くんだろ~?」
「うん!日誌、後少しだから
ちょっと待ってて!」
「了解…っ。」
「蒼太くんのプレーみるの久しぶり~!」
「相変わらず、不純なやつだな。」
「そんなことないもん…っ!
じゃあさっ!
泰詩もプレーさせてもらったら?」
「結構です。」
泰詩もって、"も"ってなんだよ。
人の気持ちも知らずに…。
「あっ!そうそう、今日ね
渋谷くんが案内してくれるって。」
「渋谷?」
「うん、渋谷くんテニス部なんだよ~
知ってた?
だからね、一緒に行ってくれるって。」
なんだよそれ…。
俺と行きたいんじゃなかったのかよ。
はぁ…なんか今日、ダメだ……
すげぇイライラする。
これ以上は、なんか無理かも…。
「わりぃ…
俺やっぱ、やめるわ見学…。」
「えっ?…ウソでしょ?!
…何で??」
「何でって…
渋谷に案内してもらうんじゃ…
それでいいだろ、俺いなくても。」
「えっ、そんなことないよ…。」
真凛が不安そうな顔で俺を見る。
「じゃあ俺、違う部活を見学してくるわ。」
そう言うと、早足に教室を出た。
「あっ!泰詩…。」
真凛が後ろで呼んでる声を
無視してバタンとドアを閉めた。
何やってんだ俺…
一人でイラついて
でも…これ以上一緒にいると
余計なこと言ったりして
真凛を傷つけるかも…。
はぁぁ……………!!
一言…
‘’行くな‘’って言えたら
どんなにいいだろう。
他の男と楽しそうに話すなって言えたら…。
けど俺は、ただの幼馴染みの友達だから。
苦しい…
"いつまでも隣にいてくれないよ?"
隆司の言葉が頭に響いた。
真凛は兄貴が好き?
もし、俺が告白したら
俺の事好きになってくれる?
わからない…。
それでも失恋覚悟で告白。
何度も言おうとしたけど…
けど…
もう真凛と話せなくなったら?
笑ってくれなくなったら?
その方が苦しい…。
いつも行き着く先は、この答え…
君を失いたくない。
けど、心の中ではずっと…
君が好きだ
君が好きだ
君が好きだ
ずっと、叫んでる。
いつかきっとこの気持ちが伝わると信じて。